里山の春・・・雛が孵ったサシバの里 Part10

長野のハヤブサもそうですが、里山のサシバの成長も早いですね。ここのところ一週間おきに観察していますが、一週間経つとまるで別の個体のように見えます。さて今週の成長具合は・・・

びっくりですね。先週は殆ど白かった個体が随分と色づいてきました。よく大人になると色気づくと言いますが、文字通り見た目が色気づいてきています。すでに雛とは言えないのかもしれません。

ただ、成長具合はバラツキがあるようで白い個体の雛も見えます。

生まれた日は違ってもせいぜい二三日だと思うのですが、随分と見た目は違うものです。餌の摂取具合の差によるところが大きいのでしょうか。親はせっせと餌を運んできますが絶対量は不足しているのかもしれません。

一説によると親子で繁殖期にカエルは千匹くらいは摂取するとの話を聞いたことがあります。千匹くらいの換算量なのか文字通り千匹なのかは分かりませんが、相当な量であることは間違い無いようです。ですから観察していても親が巣に殆どいない状態になっています。これだけ雛も大きくなると外敵にやられるリスクは減るからかもしれませんが、それ以上に餌が必要なんだと思います。

続く・・・

0 0 votes
Article Rating
Subscribe
通知する
guest

0 Comments
Inline Feedbacks
View all comments