秋のワタリも終わり一息ついたところで、そろそろ始まるのが猛禽達の越冬です。
特に近年管理人達が通っているのは、渡良瀬遊水地と浮島湿原。チュウヒ、それもハイイロチュウヒが観察出来ればいいなと思いつつ通っています。
さて、冬の猛禽は去年は浮島湿原からスタートしましたが、今年は渡良瀬遊水地からとなりました。順番に拘りはあまりせん。ただ、4日に福島の家に帰る予定があったので、それに合わせて渡良瀬遊水地となっただけです。他意はありません。
3日から三連休ですが、2日に外せない用事があり、しかもその流れで帰宅が深夜になりました。3日はいずれにしても朝の出立は無理なので昼過ぎ頃に着けば良いとゆっくり出たのですが・・・
これが裏目に出ました。朝9時近くなってから出たのです。出るときは交通情報で東北道はそれほど酷いことになっていなかったのですが、首都高の情報表示板は、「加須、事故 30Km」の表示。時間は120分以上と出ました。結局到着まで4時間以上かかりました。朝早出なら2時間コースですから倍かかったことになります。
なんとか塒入りに間に合う時間にはたどり着きましたが、これが今年の最初の冬の猛禽観察となります。今シーズンは観察場所を変えて待機しているとぼつぼつ回りにも人が集まり出しました。
今年の春に野焼きを見て、確か4月の終わり頃にも来たのですが、景色が一変していました。あれほど青々とした芦原はご覧のとおり。巡る季節を感じます。
さて、肝心のチュウヒですが、結局塒入りは1羽しか確認出来ませんでした。
ハイイロチュウヒのメスでしょう。17時15分位まで粘りましたがこの一羽しか確認出来ませんでした。当然オスのハイイロチュウヒは確認出来ません。
この日は1泊して翌日の塒立ちも観察することにしました。
翌日の朝は6時前に現地に到着。日の出時刻の少し前くらいから塒立ちするチュウヒを観察しました。写真は完全に無理です。メモ代わりにビデオを回していましたが、確実にチュウヒと確認出来たのが3羽でした。前日の塒入りした同じ場所からも塒立ちをしていましたが、他の2羽は場所の確認は出来ませんでした。時期的には少し早いので全部到着していないと思いますが、まあ、これからでしょう。
前哨戦みたいな感じで観察を終えましたが、来週は浮島湿原に出向いてみる予定です。