日の出の時刻は今の時期は少しずつ遅くなっていきます。先週よりは10分程度遅くなるので今週の出立は4時頃でした。
最近は塒立ちの時は写真は諦めて観察に徹しています。録音用のビデオを回しながら観察の模様を実況録音します。
編集して公開するような内容ではないですが、これが後で聞いてみると面白い。まあ、手前味噌なところもありますから、なんですが、これが最近の管理人の定番観察スタイルになっています。
ちなみに、最近はお安い機材ですが、ワイヤレスで音を飛ばして録音しています。マイクとかの性能も絡みますが、ホワイトノイズが結構ありますが、まあ、そこそこ使える感じです。
さて、朝の浮島湿原はいつものとおり日の出の10分くらい前から塒立ちが始まりました。カウントしていると10羽程度が確認出来ました。
お目当てのハイイロチュウヒのオスは本日も確認出来ません。逆光でシルエットになっているので色合いでは確認は難しいようです。それでも前シーズンはいくらか確認出来たのですが、今シーズンはここでの塒立ちでは未だ出来ていません。
先週は別場所でその姿をみることが出来ましたが今日はどうでしょうか。
塒立ち終了後すぐに別場所に移動しました。朝の餌取りを観察するためです。
普通のチュウヒが何羽か餌取りをしていました。かなり遠いので写真的には辛いですね。まあ、広い葦原ですから致し方ありません。チュウヒは観察圧力にあまり強くないと言われています。車からおりてデーンと三脚を構えているとまず近寄ってこない感じですね。車から降りずに車内から狙うといいと良く聞きますが、まあ、ここは杭打ちされた柵に囲まれていますのであまり代わり映えはしないかもしれません。
ハイイロチュウヒのメスがいました。
ついでと言ってはなんですが、突然遠くですが、チュウヒではない早い飛翔の個体を発見。とりあえずシャッターを切ってみたら・・・
ハヤブサの成鳥でした。ここら辺りでは案外珍しいかもしれません。チョウゲンボウなら結構いるのですが。
朝の餌取りが終わると静かになります。その後はポツリポツリと動きがありますが、その中にハイイロチュウヒのオスは見当たりませんでした。
この後動きがあるとすればそれは塒入り前の餌取り。いろいろと用事もあるのでそこまでは待っていられません。
来週は泊まりで塒入り前との餌取りと塒入りも出来れば観察したいと思います。次回こそはと願いつつ、本日は早々に午前中での撤収と相成りました。