機動観察・・・浮島湿原(付近) Part5

今秋のタカの渡りの時に、2日連続して滝沢展望台に通ったことがありました。管理人はそれを「機動観察こと始め」と言う記事にしました。

昔子供の頃「特別機動捜査隊」という刑事ドラマがありました。この機動捜査と言う言葉が子供心に妙に残っていました。そして学生運動華やかりし頃、「機動隊×全学連」みたいな言葉が世間の耳目を集めたように思います。

ちょっとググってみると・・・

【機動】
交戦の前後や交戦中に、戦略・戦術上おこなう、軍隊の移動・運動。転じて、状況に応じてすばやく活動できること。

ただ単に移動すると言うだけではなく、「状況に応じてすばやく活動できること」が要件になるようです。

野鳥の観察や撮影をしていると意識はしなくても(機動的)観察をしている場合があると思います。ルーティンになっている観察もあれば、情報を得て、素早く移動する観察もあるからです。

もっと言えば、夜に「ああ、ハイイロチュウヒが見たいな」と思い、翌日の早朝出立すれば、それはそれで立派な「機動観察」だと思うのです。

前置きが長くなりましたが、今回はそんな感じの観察となりました。何故ならほぼほぼ観察のみで証拠写真すら撮らない(撮れなかった)からです。まあ、一応三脚は立てましたが(苦笑

今回は早朝のみの観察で、朝6時過ぎに到着、9時30分には撤収というかなり慌ただしい観察になりました。それには訳がありまして、管理人達が前回観察したのは、11月の最終週でした。その時はそこそこいい思いをしたのですが、それから渡良瀬遊水地行ったり三番瀬に行ったりで浮島湿原はご無沙汰になっていたのです。そして12月23日~24日は泊まりでこちらに来る予定でいたので、状況の変化を事前に知りたかったからです。

結論からいいますと、ハイイロチュウヒ(のオス)の個体を2つ確認出来ました。写真は前述の通り無理でしたが、当初の目的は果たせたようです。実は朝方、車の集まりが芳しくないので、ひょっとしたら抜けてしまったかと思ったのですが、騒ぎが一段落したということです。稲敷では別場所にコミミズクが出ているのでそちらに回っているという情報もありました。更に渡良瀬遊水地にも2個体(コミミズクが)入ったと言う話もありますので、ここだけ騒ぎになると言うことも無いようです。

こちらの葦原もコミミズクが入っているという情報もありますが管理人は確認未了です。ですが事前調査も兼ねての今回の慌ただしい観察でしたが場所の当たりはつきました。広い葦原なので観察場所を次回は移動してアプローチしてみることにします。

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