サシバがやって来る・・・サシバの里 2019 Part1&Part2

春分の日を境にやはり気分は春めいて来ます。

そうするとやはり渡ってくるタカ達、特にサシバの動向が気に掛かります。

3月23日、土曜日、少々早いのは承知ですが、取りあえず今シーズン最初のサシバの里への探鳥に出かけることにしました。

追伸:
春のタカのワタリのカウントが3月25日から各地で始まりました。タカの渡り全国ネットワークに掲載されている速報によれば、宮崎県の都農町牧内山で25日に、1160羽のサシバがカウントされています。いよいよ本格的に春のワタリのシーズン到来です。

今シーズンからキャンプも取り入れたサシバの里巡りなるのでその下見も兼ねてと言うことになります。

気温はやや低めなので、これまたあまり早くででも何ともならんと思い朝食後の出張りとなりました。

壬生インターに9時47分ころ到着。曇り空です。

この時期は正直に言えば、渡って来ている可能性はかなり低いです。例年からすると3月の末ぐらいから北関東でも姿が見られるのですが、まあ、気の早いヤツもいるかもしれないとの淡い期待を持ちつつですね。

途中、結いの森に寄ってみました。アカハシハジロがいるとの情報は聞いていたのですが、それだけの為にわざわざ出張るのもと逡巡していたのですが、まあ、サシバのついでならとダメ元で寄ってみました。

どうやらすでに抜けているようでした。まあ、他のカモは幾ばくか残っていましたが、時期が時期なのでまあ、致し方なしと諦めました。

ついでに近くにあったスーパーマーケットで夕方の食材を購入。ここら当たりは買い物には不自由しませんね。

現地に到着して軽く巡回してみました。当たりは全然無し。

梅祭りが開催されている位ですから、まだ春が来たばかりと言った感じですね。北関東はやはり横浜あたりよりもかなり季節が遅い感じがします。

さて、巡回コースを何度か回ってみました。

田圃は水は張られていません。田植えはゴールデンウィークあたりですから、未だ未だと言った感じですが、やはり水が張られていないとちょっとどうかなと言った感じにもなります。要するに餌となるカエルの孵化がまだまだこれからと言うことになるからです。

それでも畦は別にして小さな水路などにはそれなりに餌となる生き物がいることはいるようです。まあ、サシバの雛が孵る頃に十分な餌場が確保出来るかが、繁殖の成否を握っていますから、田圃の状態も見逃せません。

芝桜がほんの少しですが咲いています。ここでは4月の初旬から芝桜が見頃を迎えますが、その頃にはかなりの数のサシバも渡ってきて繁殖入りしているはずです。

さて、昼過ぎまで数回巡回してみましたが、ついに1羽も見ることはありませんでした。陽気も余り良くなく活性も低いかと思われますが、ワタリの直後でしたら、旺盛に餌を漁るので全く見ないと言うことは無いように思います。つまりは、未だ飛来は無しとの結論になりました。

まあ、それでも来週あたりは確実にその姿を見ることが出来ると期待して、昼過ぎには早々にキャンプ場に入りました。

那珂川を眼下に見るキャンプ場ですが、人によってかなり評価が分かれると思われるので、ここの紹介は割愛します。

キャンプそのものは殆ど他のキャンパーもいなく快適でした。

さて、翌朝も何回か巡回してみましたが、全く姿を見ることは出来ませんでした。

勿論、来週も来る予定ですが、まあ、こんなもんだろうと思い昼に撤収と相成りました。

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